クイアバへ

フォスドイグアスからクイアバ

 フォスドイグアスでイグアスの滝をこれでもかと観た後は、心機一転、クイアバへと向かいました。

 クイアバはブラジルワールドカップで、日本代表が試合を行った場所として有名ですね。

フォスドイグアスからクイアバへの移動手段

 陸路・空路どちらもあります。もちろん、時間はあるけどお金のない私は前者を選びました。

 フォスドイグアスの長距離バス停でクイアバ行きのチケットを購入しました。クイアバ南米大陸のほぼ中心に位置します。すなわち...陸路では途方もない時間がかかります。私はNova integração社(ここしかクイアバ行きは扱っていなかった)のコンベンシオナウクラスのシート(これしかなかった)のチケットを購入しました。予定では、26時間かかるようです。想像もつきません。(笑)

いざクイアバへ‼

 バスは2階建てで客席は2階のみのバスでした。ちなみにWi-Fiは無かったです。午後3時、バスは珍しく時刻通りに出発しました。

 翌日午前5時、カンポグランジのバス停に寄りました。ここでは人が乗り降りするだけでした。カンポグランジはボニートへの旅行の拠点となる町と聞いていましたが、そこまで旅行者らしき人はバスに居ませんでした。やはりお金持ちは空路なのでしょうか...(笑)

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 カンポグランジを出たバスは、見渡す限り何も無い景色の中をかっ飛ばしていきます。道中、パンタナール特有の白い牛はかなりの頻度で見かけました。最初の頃は写真を撮っていましたが、すぐにどうでも良くなりました。(笑)

 夕方6時前、日が傾き始めたクイアバにバスは到着しました。+1時間の遅れは南米大陸では誤差範囲内でしょう。

クイアバ市内への行き方

 長距離バスターミナルに着いたら、駐車場を突っ切って真っ直ぐ歩きましょう。バスターミナル入り口に市内バスのバス停があります。はじめてだと分かりにくいかもしれません。歩き方には料金しか書いてないですし。(笑)
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上画像において、星印がバスターミナルでピンが立っているところがセントロ方向のバス停です。もちろん向かいのバス停で乗ると逆方向のバスになります。私は間違えてこれに乗ってしまいました。(笑)

 バスは典型的な前乗り後ろ降りシステムです。支払いをすれば車内のゲートをくぐって席につける感じです。なお、地元民の方は皆、スイカのようなICカードでゲートを通過されていました。当然、旅行者である私はカードを持ち合わせていないので、運転席横のシートに座って、乗り口で運転手さんに代金を払って降りるという荒業をやってのけました。(笑)

 さて、今回は長くなりました。次回は数少ないクイアバの観光地を適当に紹介したいと思います。